肌寒い季節になってきましたね。
街を歩く人々の服装も、少しずつ秋らしい装いになってきました。
季節の移り変わりを肌で感じます。
秋。
木々が色付き、景色が美しい季節です。
食欲の秋。読書の秋。キャンプの秋。
お気に入りの本を読みながら、ゆっくりと流れる季節を感じてみませんか。
秋に読みたい、おすすめの本をご紹介します。
ポプラの秋 (新潮文庫)
秋といえば、まずおすすめしたい本はこちら。
湯本 香樹実さん著の傑作長編小説です。
2015年秋に本田望結さん主演で映画化もされています。
父を亡くした「私」と、あの世に手紙を運んでくれるという「大家のおばさん」との歳月を超えた約束。
2人の絆に、涙が溢れます。
父が急死した夏、母は幼い私を連れて知らない町をあてもなく歩いた。やがて大きなポプラの木のあるアパートを見つけ、引っ越すことにした。こわそうな大家のおばあさんと少しずつ親しくなると、おばあさんは私に不思議な秘密を話してくれた──。
大人になった私の胸に、約束を守ってくれたおばあさんや隣人たちとの歳月が鮮やかに蘇る。『夏の庭』の著者による、あたたかな再生の物語。
Amazonより引用
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夏の庭―The Friends― (新潮文庫)
秋を前に、過ぎゆく夏を思いながら読みたい本はこちら。
湯本 香樹実さん著の傑作小説です。
「死んだ人って見たことある?」
少年たちの好奇心から生まれる老人との絆。少年達の変わりゆく心。
喪われゆくものと、決して失われぬもの。
命の尊さに改めて気づかされる、そんな物語です。
町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだ――。
いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが……。
喪われゆくものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。
Amazonより引用
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いかがでしたか。
秋といえば、やっぱり読書。
ぜひ、お気に入りの一冊を見つけてみてください。
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