【仮想通貨を始めよう! その2】チャートの読み方&テクニカル分析ツール

仮想通貨

前回記事では、仮想通貨の概要と取引窓口について、ご説明しました。

 

<前回記事はこちら>

【仮想通貨を始めよう! その1】仮想通貨って?
「仮想通貨」ってご存知ですか?言葉はよく耳にするけど、なんだかよくわからない。そんな方も多いのではないでしょうか。2017年末から2018年頭にかけての価格高騰により、一躍話題を集めた仮想通貨。最近では、仮想通貨交換...

 

今回から、いよいよ仮想通貨の取引方法について、ご説明していきたいと思います。

 

価格変動が大きく、値動きも早い仮想通貨。

少しの気の迷いが、結果を大きく左右します。

 

感情に任せて取引を行い、思いもよらない損失を被る--。

そんなことにならないよう、正しい知識を持って、取引に挑みましょう。

 

キーワードは

「利益を出す」ではなく「損失を出さない」こと。

 

損失を出さないコツを理解して取引を行うことができれば、大切な資産を守りながら収益を上げることができます。

 

では、始めていきましょう。

 

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チャートって?

仮想通貨取引では、「チャート」と呼ばれるグラフを見ながら取引を行います。

このチャート、仮想通貨取引にとって、とても重要なもの。

チャートを制する者が仮想通貨を制するといっても過言ではありません。

 

ここでは、基本的なチャートの見方について、ご説明していきます。

 

ローソク足

まずはチャートの最も基本的な要素である「ローソク足」を見ていきましょう。

 

上の図は、2018年6月~2018年9月におけるビットコインのローソク足です。

赤や青の帯が所狭しと並んでいますね。

一つ一つの帯が、その時間帯ごとの値動きを示しています。

 

ローソク足が示す情報は以下のとおり。

青いローソク足は値上がりを、赤いローソク足は値下がりを示しています。

 

太い部分が開始値と終値、細い部分が最安値と最高値です。

 

簡単に言うと…

 

青い帯は「値上がり」で、赤い帯は「値下がり」だよ。

その時間帯の価格は「開始値」で始まって「終値」で終わったよ。

途中、瞬間的な「最安値」と「最高値」があったよ。

 

ということです。

 

いかがですか?

チャートの要素として最も基本的なローソク足。

知ってしまえば、意外とシンプルですよね。

 

実際の取引では、このローソク足を見ながら、取引を行うことになります。

 

取引の基本的な考え方は

値段が上がるときに買う

値段が下がるときに売る

です。

 

今回のチャートで言うと

ということです。

買った時の価格と売ったときの価格の差額が利益になります。

 

ローソク足は、チャートの運営会社によって色の意味が異なる場合があります。

(青と赤の意味が逆の場合など。)

取引の際はご利用になるチャートの仕様を十分にご確認の上、ご利用ください。

 

売買のタイミング

ここまで、ローソク足についてご説明しました。

 

値段が上がる時に買って、下がる時に売ればいいんだね!

簡単じゃん!

 

そうですね。

しかし。

言葉だけ聞くと簡単そうなのですが、これがまた難しい。

 

前述のとおり、仮想通貨は値動きがとても激しいもの。

値段が上がっている時でも、買った途端に急激に下がることがよくあります。

もちろん、その逆も。

 

その瞬間の値動きだけでは、これから上がるのか、はたまた下がるのか、判断が難しいのです。

 

未来の値動きを予測する。

 

仮想通貨取引には、そんな力が必要になってきます。

 

未来を予測しろってこと?

そんなこと言われても。。

 

大丈夫。

仮想通貨取引には、未来を予測するための強力な武器があります。

 

その名も「テクニカル分析ツール」。

 

株取引や為替取引などでも利用されている、未来を予測するためのツールです。

 

テクニカル分析とは

テクニカル分析(Technical analysis)とは、過去の価格や取引実績のパターンをもとに、未来の価格変化を予測する手法です。

 

過去の値上がりや値下がりの傾向をもとに、現在の値動きを照らし合わせて、値上がりする可能性が高いのか、値下がりする可能性が高いのかを判定します。

 

簡単に言うと

  • 過去に同じようなパターンで値上がりした

  ⇒今回も値上がりする可能性が高い!

  • 過去に同じようなパターンで値下がりした

  ⇒今回も値下がりする可能性が高い!

ということなんです。

 

この「過去の同じようなパターンに該当するか」を計算式で算出できるようにしたものがテクニカル分析ツールです。

 

計算式で算出?

なんか怪しい。。

 

大丈夫。

このテクニカル分析ツール、仮想通貨で使われるずっと前から、株取引や為替取引などでも長らく利用されているものなんです。

なので、信頼性も折り紙付き。

 

正しく理解して使えば、仮想通貨取引をグッと有利に進めることができるようになります。

 

ここでは、代表的なテクニカル分析ツールをご紹介します。

 

SMA(単純移動平均)

上の図の青い線が「SMA」です。

SMAは、もっとも基本的なテクニカル分析ツールの1つです。

 

SMAは、一定期間の平均価格を線でつないだものです。

例えば、1日の移動平均は1日の中で取引された価格すべての平均価格となります。

平均価格を使用することで、瞬間的な価格変動に惑わされることなく、現在の相場の方向性(トレンド)がどちらを向いているのか(上がっているのか、下がっているのか)を判断することができます。

 

EMA(指数平滑移動平均)

上の図の青い線が「EMA」です。

EMAも、SMAと同じくもっとも基本的なテクニカル分析ツールの1つです。

 

EMAとは、前述のSMAの考え方に加え、直近の価格の重みを加重したものです。

SMAでは一定期間中の価格をすべて平等に扱いますが、EMAでは直近の価格を重視し、過去の価格の軽視します。

 

例えば、SMAでは10日前の価格変動と今日の価格変動を同一に扱いますが、EMAでは10日前の価格を軽視し、今日の価格を重視することで、より現在の値動きに合わせた精度の高い予想ができます。

 

しかし。

あまりにも直近の価格を重視しすぎると、直近の値動きに惑わされやすくなるデメリットもあります。

SMAとEMAを上手に使って、バランスを取ることが大切です。

 

MACD(移動平均収束拡散手法)

上の図の青い線が「MACD」、赤い線が「シグナル」です。

MACDは、短期のEMAと中長期のEMAを使用することで、買いと売りのタイミングを判断するものです。

基本となる線(テクニカル名と同じく「MACD」と呼ぶ)と、MACDのSMAである「シグナル」と呼ばれる線の推移で買いと売りのタイミングを判断します。

 

MACDは、EMAとSMAを掛け合わせて作られており、比較的騙しが少ないテクニカル分析ツールです。

 

SMA、EMAとともに、MACDを上手に使い分けることで、損失を出さない取引を目指しましょう。

 

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最後に

今回はここまで。

チャートの読み方とテクニカル分析ツールについて、ご説明しました。

 

次回は、テクニカル分析ツールを使った取引方法について、ご説明していきます。

 

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IT業界に身を置くエンジニア。
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