デジタル家電好きの我が家は、リビングにもお気に入りの家電が並んでいます。
テレビをはじめ、ブルーレイディスクレコーダー、サラウンドスピーカー、サラウンドヘッドフォン、スティックPC、Google Chromecast、Amazon Fire TV Stick などなど。
メイン照明もリモコンで色や明るさが変えられるもの。
エアコンだってあります。
好きなものに囲まれて過ごす時間は、何事にも代えがたい至福のひととき。
ただ。
そんな我が家にも、長年の悩みがありました。
それは、リモコン。
リモコンがやたら多い。とにかく多い。
一つ一つの家電にそれぞれリモコンが付属しているため、リビングはリモコンで溢れかえっていました。
見た目も良くないし、何よりも邪魔。
何とかしようと「マルチリモコン」なる商品を購入してみたものの。
後述の理由で挫折。
我が家では使いこなすことができませんでした。
マルチリモコンとは
テレビのリモコンに、テレビ以外のリモコン機能を持たせたもの。
ボタン一つ一つに、好みの機能を割り当てることができます。
一つのリモコンで、レコーダーやエアコンなど、さまざまな家電を操作することができます。
そんな中、これだ!と思えるマルチリモコンが発売されました。
その名も「HUIS」。
SONYから発売されたマルチリモコンです。
見た目も、使い勝手も、コンセプトも、全てにおいて他のマルチリモコンと一線を画するこの製品。
これは買うしかない!
ということで、さっそく調べてみました。
これまでのマルチリモコンは
これまでのマルチリモコンの「ここはちょっと・・・」な点を挙げてみたいと思います。
まさに「リモコン」なデザイン
テレビに付属するリモコンと見分けがつかないほどの外観。
見た目は間違いなくリモコンです。
もちろん、テレビのリモコンとは機能的に差別化されているのですが、見た目があまりにも同じため、すでにある商品を買い足しているようで、なんとなく残念な気持ちになります。
ボタン毎の設定を覚える必要がある
さまざまな機器を一つのリモコンで操作することができるため、便利ではあります。
が、ここで大きな問題が。
「どのボタン」に「どの機器」の「どの機能」を割り当てたのか、しっかりと設定を覚えておく必要があります。
エアコンの温度調整は「チャンネルボタン」、メイン照明の明るさ調整は「ボリュームボタン」といった具合です。
忘れても誰も教えてくれません。
頼れるのは設定した自分だけ。
最初は覚えていても、あまり使うことのないボタンほど、設定を忘れてしまうもの。
思いもよらない機器が動作してあたふたしてしまうこともありました。
リモコンをまとめることはできても、使いたいときに使いたい機能が使えなければ、意味がありません。
自分以外の人が使いこなせない
前述のとおり、どのボタンにどの機能を割り当てたのかを覚えておく必要があるため、よほどの決意がない限り、設定した人以外が使いこなすことはできません。
我が家もそう。
いくら教えても、まったく覚える気すらない家族たち。
けっきょく、付属のリモコンを取り出して使っている姿が、そこにありました。
使わないボタンが多く紛らわしい
「マルチリモコン」とはいえ、ベースはテレビのリモコン。
数字が書いてあるボタンや、矢印のボタン、何やら英字が書いてあるボタンなど、多くのボタンが所狭しと散りばめられています。
もちろん、ボタンが多い=割り当てられる機能が多い というメリットはあります。
大は小を兼ねる!
と思いきや、そんなことはありませんでした。
まず、そんなに使いこなせません。
けっきょく、よく使うボタンは10個ほど。
必要なボタンだけが、わかりやすく配置されてたら良いのに。。
マルチリモコンの買い替えを検討したきっかけも、この理由でした。
SONYマルチリモコン「HUIS」って?
操作パネル全面に電子ペーパーを搭載したマルチリモコンです。
SONYが製造および販売をしています。
紙のような視認性を持ち、小さな電力で動作する表示装置のこと。
なぜ電子ペーパーかというと。
なんと、この「HUIS」、ボタンの配置やデザイン、背景画像を自由にアレンジすることができるんです!
「HUIS」の外観
まず、外観を見ていきましょう。
前面
とてもシンプルな作りですね。
中央の大きな四角い部分が電子ペーパーです。
電子ペーパーの下にあるホームボタンを押すことにより、登録した機器のリストを表示することができます。
電子ペーパー内に表示されたボタンをタッチすることにより、登録された機器を操作することができます。
ボタンの配置やデザイン、背景画像は自由にアレンジできるため、必要なボタンだけを自分好みに配置することができます。
横面
横面もとてもシンプルです。こちらもボタン等は配置されていません。
下側に向かって広がるようなデザインとなっているため、操作時に持ちやすく、また、使わないときに立てて置くことができるようになっています。
シンプルでいてスタイリッシュ。
どこにおいても様になる。
そんなデザインだと思います。
「HUIS」のここがいい!
HUISの「ここがいい!」点をいくつか挙げていきたいと思います。
様々なメーカーに対応
様々なメーカーのリモコンデータが本体に内蔵されているので、設定からメーカー等を選ぶだけでかんたんに登録することができます。
対応メーカーはこちら(メーカー公式ページ)から確認することができます。
また、内蔵されていない機器についても、学習機能を使って、赤外線を追加登録することができます。
リモコン自動作成機能
使うボタンを選ぶだけで、HUISが最適なレイアウトをおすすめしてくれます。
この機能にはAIが使われているとのこと。
また、使っていくうちに、さらに最適なレイアウトを提案してくれます。
レイアウトって、こだわればこだわるほど悩みますよね。
この機能があれば、レイアウトの悩みから解き放たれて、快適なリモコン生活をおくることができそうです。
ボタン配置が自由自在。見た目もカスタマイズできる
パソコンアプリケーション「HUIS UI CREATOR」を使えば、ボタンの配置やデザイン、背景画像に至るまで、自由自在に変更することができます。
自由に変更できるからこそ、とことん自分仕様に。
見た目にもこだわりたいもの。
リモコンボタンの素材も無料で配布されているため、簡単な操作でお好みのリモコンをすぐに作ることができます。
マクロ機能
パソコンアプリケーション「HUIS UI CREATOR」のマクロ機能を使用することにより、1つのボタンに複数の操作をまとめて登録することができます。
例えば、照明とエアコンとテレビの操作を一つのボタンに登録しておけば、帰宅時に一つのボタンを押すだけで、照明が点灯し、エアコンのスイッチが入り、テレビをつけることができます。
1回の充電で1ヶ月以上使用可能
1500mAhのリチウムイオンバッテリーが内蔵されており、1回の充電で1ヶ月以上の使用が可能です。
なお、充電端子にはmicroUSBが採用されています。
電池残量を気にすることなく、使用することができます。
まとめ
以上、SONYのマルチリモコン「HUIS」をご紹介しました。
スタイリッシュでどこに置いても様になる外観。
レイアウトに悩まなくてすむリモコン自動作成機能。
とことん自分仕様にできるカスタマイズ性。
どこを取っても、これまでのマルチリモコンにはない魅力が詰まった製品です。
あなたのリビングも、リモコンから変えてみませんか。
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